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岡崎 元昭; 山崎 彌三郎
JAERI-M 5885, 42 Pages, 1974/11
ATR二次設計模擬燃料体にリングスペーサーを取付けた燃料棒の冷却材流れによる振動を、燃料体内の代表的な3個所に振動検出用模擬棒を装荷して測定した。振動の周波数分析の結果、燃料棒はベースを支点とした集合体全体の固有振動数をみられる28~35H付近の成分とリングスペーサー支持間の固有振動とみられる97.5Hの成分が存在した。振動数のパワースペクトラムは二相流になると、そのボイド率の増加と共にフラットな分布を示すようになった。この傾向はスペーサー支持間隔を倍にした模擬棒で顕著であった。振巾は単相流から二相流になると急激に増加した。二相流での振巾は水流量に無関係でボイド率50%のとき、片側への変位量で大きく見積って0.25mm(RMS値)であった。流れの中で生ずる定常的な曲りは、今回の場合非常に小さかった。これはリング型スペーサーとツイスト型スペーサーの支持方法の差によるものと考えられた。